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 ニュースでは何かあればすぐに地球温暖化が原因。北極の氷が溶け、シロクマがあぶない。企業の記者会見では低炭素化社会に向けて...と喧しいです。

 テレビの中や新聞の記事の上だけで起こっていることなのだろうか。日々の生活の中では問題が起こっている実感がないのですが、ここまでくると、できることはしようという気持ちが強くなっています。

 そんな中、これまで各百貨店が別々には行っていたエコバック利用の提案を日本百貨店協会が統一し、温室効果ガスの排出権付きエコバッグ「デパート・レジバッグ」として販売すると発表しました。

 このバッグは再生ポリエステル製。価格は600円で、その内の50円を排出権購入にあて、1万枚販売すれば120トンの二酸化炭素削減につながるとのこと。男性も利用しやすいように色は黒。地球温暖化防止に向け、スーパーが有料化などによるレジ袋削減に取り組んでいることから、百貨店業界としても統一エコバッグの販売を決定。洞爺湖サミットの開催に合わせ、7月7日から全国の百貨店で売り出すそうです。

 このような動きは、さまざまな業界に広がりを見せています。最近のニュース・情報から、まずは「紙おむつ」という身近な処から事例紹介します。




 ユニ・チャーム株式会社では、新たな環境活動の取組みとして、子供たちの未来の環境を守りたいという趣旨のもと「CO2排出権付ベビー用紙おむつ」を期間限定で発売します。

 近年、環境問題が深刻化する中、環境配慮型の商品開発にも取組み、今年3月に新発売した「ムーニーマン スリムパンツ」は、吸収体の薄さを従来の2分の1にすることに成功、※1)CO2排出量を約35%削減することができました。

 しかし、使用後の紙おむつを焼却する時に発生するCO2はゼロにはできません。使い捨て商品を扱う日用品メーカーとして、この問題を直視し、またベビーケア事業を営む企業として「子供たちの未来の環境を守りたい」という使命感から、新たな環境活動の取組みとして「CO2排出権付ベビー用紙おむつ」を限定発売します。

 2008年6月5日〜7月10日まで「ムーニーマン カーボンオフセット キャンペーン」を展開し、対象商品の売上の一部を使って、有限責任中間法人日本カーボンオフセット(代表理事:末吉竹二郎:COJ)を通じ、温室効果ガス削減事業に協力することで、紙おむつ1パックを焼却する時に発生する※2)排出CO2(3kg分)を間接的に削減します。

※1)製品1枚あたりのライフサイクルにおけるCO2排出量(従来品比)
※2)入数によって異なります。


企画名称
 「ムーニーマン カーボンオフセット キャンペーン」
 〜ムーニーマンで、あなたは子どもの未来の環境を守ります〜
対象商品
 「ムーニーマン スリムパンツ」(Lサイズ42枚/54枚・ビッグサイズ36枚/46枚)
 「ムーニーマン 汗スッキリ」 (Lサイズ36枚・ビッグサイズ32枚)
実施期間
 2008年6月5日(木)〜7月10日(木)
価格
 オープンプライス
発売地域
 全国にて発売
実施内容
 対象商品の売上の一部を使って、当社がCOJを通じて温室効果ガス削減事業に協力します。これに対してCOJが国連の承認した排出権を調達、その排出権がCOJから当社へ移動し、お客様が購入された紙おむつ1パックを焼却する時に発生するCO2(3kg分)を間接的に削減することができます。また当社HP専用ウェブサイトにアクセスすると「チームカーボンオフセット参加賛同書」を入手することができます。
告知方法
 商品パッケージ・店頭POP・ポスター
専用ウェブサイト(2008年5月14日〜公開予定)
 http://www.unicharm.co.jp/moony/carbon/index.html


『参考』
・カーボンオフセット
 CO2排出削減事業に協力することで、日常生活で出してしまったCO2(=カーボン)を相殺(=オフセット)しようという活動。

『カーボンオフセット概念図』


注1)加賛同書は、HPを通じて参加意思を表明してくれた方にウェブ上で提供するものです。商品購入者全てにお出しするものではありません。
注2)データは全てユニ・チャーム調べ>


ユニ・チャーム株式会社
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