センプレ
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 新聞などで4月末に報道されましたが、任天堂が一人勝ち、絶好調です。売上高は前期比73%増の1兆6724億円、営業利益は2.2倍の4,872億円、経常利益は53%増の4,408億円、純利益は48%増の2,573億円と売上高・利益とも過去最高です。

 背景にはいわずと知れたニンテンドーDSとWii。DSのハードは3,031万台(累計7,060万台)、ソフトは「ポケットモンスター ダイヤモンド/パール」「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」などが海外で人気で、「マリオパーティーDS」「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」など新作も好調。また「ニンテンドッグス」「Newスーパーマリオブラザーズ」もロングセラーとして売れ続け、ミリオンセラーのソフトは前期末の30タイトルから27タイトル増え、累計で57タイトルとなったそうです。

 Wiiのハードは世界で1,861万台(累計2,445万台)販売、大人気となった「Wii Fit」は185万本販売、「大乱闘スマッシュブラザーズ」「スーパーマリオギャラクシー」「マリオパーティ8」といった新作の他、「はじめてのWii」「Wiiスポーツ」など旧作も好調でミリオンセラータイトルの累計は前期の5タイトルから26タイトルに増加。

 いずれにしろ、もの凄い数字です。その決算には大海に沈む針ほどの貢献ですが、少し前にニンテンドーDSとWiiを手に入れました。そして、今回は、インターネットに繋ごうということで、無線LANのルータを買いました。




 まずは、どんなプロダクツが対応しているのかインターネットで検索。例えばGoogle(R)の検索窓に「ニンテンドーWii 無線LAN」と入力し、検索すると
『動作確認済みインターネット接続機器 - Wii』
が表示されます。早速、クリックすると、任天堂のホームページに繋がります。

▼Wiiサボート情報「動作確認済みインターネット接続機器」
http://www.nintendo.co.jp/wii/support/ap_list/index.html

 メニューには「無線LANルータ」「無線アクセスポイント」「有線ルータ」「その他」とありますが、アクセス後、最初に「無線LANルータ」が表示されます。そして、Wiiの動作が確認されている無線LANルータの機種がメーカー・ブランドごとに一覧表示で確認できます。

 メーカー・ブランド、機種をクリックすると、それぞれのページにリンクしていれば嬉しいのですが、そこまで任天堂さんにお願いするのはちょっと失礼かも...。その後は、自分で調べることとなりました。




 ちょっと手抜きしました。自分で検索して調べてもよいのですが、こんな時は家電量販店に行き、店員さんに聞くという手があります。

 その時も、コツがあります。情報をしっかりと事前に準備していくこと。その方が店員さんの手間も省けますし、何よりも「この客は侮れないぞ」とプレッシャーになったりします。

 準備したのは次の情報です。

(1)利用している回線業者
・通信速度の確認
(2)利用しているプロバイダー
・独自のセキュリティをかけている場合があるので
(3)上記の「動作確認済みインターネット接続機器」ページのアウトプット
・在庫があるか、なくても取り寄せできるか確認のため
(4)現在、利用しているルータの機種名
・購入する無線LANルータが接続対応してるのかの確認のため

 行ったのはヤマダ電機です。ヤマダ電機に行く時はいつもは事前に同社のホームページで購入予定のプロダクツの有無、価格などを調べるのですが、それも手抜きしました。

 インターネット接続機器のフロアーを巡回している店員さんに声をかけました。これまた失礼な要求ですが、上の(1)から(4)までの情報を渡し、「場所とらない小さなもの」「とにかく一番、安いもの」と伝えました。そして、できれば、「これまでの販売経験で、接続が確認されているもの」。傲慢なお客だと思われると、手抜き効果も半減なので、要求内容は失礼でも、お願いする態度はあくまでもやんわりと....です。

 5分ほどフロアをうろしろとしていると、店員さんが戻ってきました。手に持っていたのは「corega」というメーカーの「CG-WLGAPA01}という製品でした。

 箱にはニンテンドーDSとWiiの写真とDS/Wii対応の文字。「使える!!遊べる!!話題のゲーム!!」+「PCとの接続もOK」とありました。お〜、これでバッチリです。
 ここからが大切。信頼してお願いしたのでから「これでよいです」と明確に伝えること。そして価格を聞くのは最後です。何といっても、「とにかく一番、安いもの」とお願いしているのでから...。

 価格変動があるので、いくらで購入したのかは書きませんが、1万円以下、それも、その半分を少し上回る価格でした。少し前まで、無線LANのモータといえばかなり高額でした。それは「こんな値段」で手に入る....。驚きです。




 この種の作業は一気呵成にやってしまうのがコツです。思い出すのも嫌でしょうが、初めてインターネットに接続し、各種設定した際にスムーズにいった方は少ないはず。インターネットを支える技術はとてもナーバスですし、ここまで安くなっている無線LANのルータは精密機械です。問題にぶつかり、一度、作業を中段すると、嫌になりますから、一気呵成です。

 説明書もとてもわかりやすいです。まずは「お使いの前に」で同梱品が全てあるのを確認します。いよいよ接続です。

(1)本製品を接続する
・勿論、使用中のルータに、本製品のLANケーブルの接続口があるかの事前確認は必須。電源を確保し、使用中のルータに接続します。手前の小さな機器が本製品。その向こうにあるのは接続業者から提供された認証などの機器です。まだ電源は入れません。

(2)ゲーム機を接続する
・Wii側の設定です。Wiiにはあらかじめ無線LANのルータと接続できる機能が内蔵されているので、特別に別途機器を購入する必要はありません。ゲーム機のインターネット対応は当たり前になっているのですね。

(3)無線LANルータ+Wiiの電源を入れる
・この順番で電源を入れ、Wiiのところに移動、説明書の21ページから記されているWii側の設定を行います。説明に従って設定作業を進め、無事に完了しました。

(4)所要時間
・何事もなく、スムーズに作業進行し、その間、10分ほどでした。

(5)接続確認
・本製品が置いてある部屋からWiiのある部屋までは約15メートル。その間に扉は二枚。その状態では接続が不安定なのがわかりました。どちらかの扉を一枚、開けたままにしました。これで動作も安定しました。

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