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 6月23日、デジタル放送のコピー制限を現行の1回(コピーワンス)から10回に増やす「ダビング10」について放送局や電機メーカーなどで組織する社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)は、運用開始を「7月4日午前4時に決定した」と発表した。

社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)・ホームページ

 


 これまでテレビ・放送局が放映し、デジタル録画したコンテンツはコピーワンスというコピー制限が施されていた。デジタル・コンテンツの著作権保護が大きな目的だが、これでは失敗した場合に録画内容が失われてしまうなど不便だとの声がユーザーから寄せられていた。そこで関係各方面が4年に一回の大イベントである北京オリンピックを前に協議していたが、ようやく新しい運用ルールとして「ダビング10」が実施されることとなった。

 「ダビング10」の具体的な内容は、ハードディスクを内蔵する録画機が地上デジタル放送を収録した後、DVDなどに「9回のコピー」と「1回のムーブ」を可能とするもの。そのため「ダビング10」はコピー9回+ムーブ1回とも称される。


 すでに販売されているハードディスク内蔵の録画機はどうなるのだろうか。二つの対応が考えられる。

(1)メーカや機種によってはソフトウェアのアップデートで「ダビング10」対応する予定。
(2ソフトウェアのアップデートで「ダビング10」対応とならない場合は、従来のコピー・ワンスでの運用。要は買い換えないと駄目だということ。

 編集部でインターネット検索し、「ダビング10」対応可能のメーカー・ハードウェアを探してみた。旧式の機器をもっている場合、マニュアルなどに標記されているメーカーのホームページにアクセスして調べてみるとよいだろう。

『ソニー 』
レコーダ「BDZ-X90」など
パソコン「VGC-LT81DB」など

『松下電器』
レコーダ「DMR-BW900」など

『シャープ 』
レコーダ「BD-HDW20」など

『東芝』
レコーダ「RD-A301」など
テレビ「ZH500」など
パソコン「Qosmio G40/98E」など

『三菱電機』
レコーダ「DVR-BZ200」など

『パイオニア』
レコーダ「DVR-WD70」

『ビクター』
レコーダ「DR-HX250」
レコーダ「DR-HX500」

『NEC』
パソコン「VW790/LG」など

『富士通』
PC「LX70YD」など

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