10月14日、ネット上に流れたアップル新製品の噂。速攻で15日に、その内容が公表された。
プロ仕様、高機能、最上位モデルの「MacBook Pro」、一般向け、標準仕様の「MacBook」、薄型、軽量モデルの「MacBook
Air」に新モデルが投入された。合わせて24型ワイド液晶ディスプレイ「LED Cinema Display」もリリース。
新MacBookファミリーではアルミニウムから削り出した新ボディ「ユニボディ」を採用、パームレストからキーボードまで継ぎ目がないすっきりとしたデザインに仕上がっている。それにより一体的な質感と耐久性を実現、マルチタップ機能をサポートしたトラックパッドに摩擦に強いガラス製を導入し、ボタンをなくしてパッドのサイズを39％大型化したのが最大の特長。
※(ただしMacBook Air除く
※パームレストとは、キーボードの手前に設け、手の平や手首を載せるためのパッド、クッション。手首を水平に保てるので長時間使用による疲労緩和効果あり。
 
『MacBook Pro』
1440×900ドット表示の15.4型ワイド液晶ディスプレイを搭載、Core 2 DuoのCPU(2.53GHz・2.4GHz)とメモリ(4Gバイト・2Gバイト)、HDD容量(320Gバイト・250Gバイト)、グラフィックスメモリの容量(GDDR3
512Mバイト・256Mバイト)のラインアップで2モデル。価格は28万8,800円と22万8,800円。
『MacBook』
MacBook Proの特長を併せ持ち、チップセットを従来のインテル製からNVIDIA製に改訂。ボディサイズは325(幅)×227(奥行き)×24.1(高さ)ミリ、重量が2.04キロと従来モデルから3.4ミリほど薄く、約230グラム軽量化、バッテリー駆動時間も約5時間に改善。
1280×800ドット表示の13.3型ワイド光沢液晶ディスプレイを採用、Core 2 DuoのCPU(2.4GHz・2.0GHz)とHDD容量(250Gバイト・160Gバイト)の2モデルがラインアップ。価格は18万4,800円・14万8,800円。
『MacBook Air』
約1.36キロのボディはそのままで内部の構造を一新。MacBookと同じNVIDIA製チップセットを搭載することでグラフィックス性能を大幅に強化。Core
2 DuoのCPU(1.86GHz・1.6GHz)とストレージ(128GバイトSSD・120GバイトHDD)の2モデル。価格は29万8,800円と21万4,800円。
『LED Cinema Display』
新型MacBookファミリー専用の液晶ディスプレイで、Mini DisplayPort、MagSafe電源アダプタ、USB 2.0ポートの3つに分岐したケーブルでMacBookファミリーと接続。
アルミニウム製ボディのiMacとよく似たデザインで、iMacのように表面をガラスで継ぎ目なく覆った黒縁デザインを採用。画面解像度は1920×1200ドットで、本体サイズは573.2(幅)×197.1(奥行き)×478.4(高さ)ミリ、重量は約9.5キロ。価格は9万8,800円。
『マルチタッチトラックパッド』
今回の目玉です。iPhoneのようなマルチタッチが実現。なめらかで大きなガラス製トラックパッドは、思いのままに指を動かせるゆとりのスペース。マルチタッチジェスチャーで、より多くの機能を指先で操作できるようになりました。トラックパッド全体がボタンとしても機能するので、どこをクリックしても快適な操作を楽しめます。
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