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『サハラ −死の砂漠を脱出せよ−』
来日記者会見
監督:ブレック・アイズナー
原作:クライブ・カッスラー
出演:マシュー・マコノヒー、ペネロペ・クルス、スティーブ・ザーン
ほか
日時:4月20日(水)
会場:パークハイアット東京ボールルーム
出席者:マシュー・マコノヒー、ペネロペ・クルス
公式サイト・http://www.sahara-movie.jp/
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 灼熱の砂漠を舞台に繰り広げられる、注目のアクション・アドベンチャー映画が登場!「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」。撮影中に芽生えた主演俳優たちのロマンスも、映画のパワーに拍車をかけ、思い切り楽しめるエンターテイメントになっている。

 この日、噂のカップル、マシュー・マコノヒーとペネロペ・クルスが来日し、記者会見を開きました。冒頭の挨拶では、ペネロペのスペイン語訛りのキュートな日本語が飛び出し、会場から大きな拍手が沸き起こります。早速、その様子をリポートした。


Q:過酷な砂漠での撮影だったということですが、ペネロペさんは、その中でどのように美しさを保ったのですか?

ペネロペ(以下PC):確かにすごく苛酷な環境で、砂嵐のために撮影が何時間も中止になることもあったけど、冒険心を持って楽しむしかないの。現場では驚くような事がたくさん起こって、それは映画を通じて皆さんに伝わると思うわ。
 そういう環境では、美を保つ心配をする余裕も、必要もなかったの。食べるものがあって、健康で、寝る場所さえ確保できればそれで充分だったわ。

マシュー(以下MM):彼女の美しさの秘訣は、一緒にいる人(僕)にあるんじゃないか?(会場爆笑)

Q:撮影に入る前は緊張感を感じると思いますが、それをどのように処理するのでしょうか?

MM:撮影前は、いつも不安だよ。共演者への敬意から緊張することもあるけど、相手が誰であれ、1日目は、そのキャラクターとしてトーンを決めしまう大事な日だ。例えば、足を引きずったり、訛りのあるキャラクターだったり、キャラクターの態度をすべて1日目で確立してしまうから、すごく緊張するよ。でも、その日の夜はぐっすり眠れる。後はそれを続けていけばいいんだ。

Q:トレジャーハンターの活躍する映画はたくさんありますが、今回の「サハラ」が、他の映画よりも優れている点はどこだと思いますか?

PC:この脚本はとても頭のいい脚本で、楽しい出来上がりだったわ。キャラクターは色々な面を持っているし、女性のキャラクターがストーリーに貢献している。私は、こういうタイプの映画はとても好きで、インディ・ジョーンズのようなエネルギーを持っていると思うわ。
 最近は、CGで処理するアクション・アドベンチャーが多いけど、この映画では実際にキャストやスタントが体を張ってアクションを行っていて、観客は感情移入できると思うわ。撮影中は自分がインディ・ジョーンズになった気分で、筋肉モリモリの気分だったけど、そう思っていたのは私だけみたいね(笑)。

MM:この映画はクラッシックなアクション・アドベンチャーだけど、それにコメディの要素、かっこよくて面白味がある。多分観客は、この映画では善い奴が最後に勝つし、主人公のダーク・ピットはヒロインといい関係になるだろう、とわかってしまうだろう。でも、そこに至るまでのプロセス、窮地からどう切り抜けていくのかが面白いんだ。
 例えば、1960年代のコンバーチブルが時速80マイルで砂漠を走ったり、らくだが時速30マイルで飛び跳ねたり、壊れた飛行機が砂漠でヨットになるなんて、誰が思いつくだろう?そういったシーンが組み合わさって皮肉なコメディになり、観客は、こんなこと思いつかなかった、と思うはずだ。それがこの映画のアイデンティティであり、トーンになっている。それが違う部分だろうね。まるで休暇に出かけたような気分になれる映画だよ。

Q:マシューさんは、クライブ・カッスラーの原作を読みましたか? ダーク・ピットを演じている自分を想像しましたか?

MM:原作は7年前に読んで、これまで読んだアクション・アドベンチャーの中でも、ダーク・ピットほどクールな人はいないと思ったね。彼は、自分をそれほど深刻に受け取らず、いつも楽しんでいる。これなら僕も自然に演じられるんじゃないかと思った。
 
 1作だけじゃなくて、出来ればシリーズでやりたいと思ったんだ。僕がピットを演じるにあたり、クライブ・カッスラーの自宅を訪ねて、1回目と2回目には断わられ、3回目にやっと許可をもらった。それが、原作を読んでから6年経ったときだ。この映画が好調なら次回作を作ることができるし、それが僕たちの希望なんだ。





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