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記者会見/舞台挨拶&ティーチイン |
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監督:マイク・バインダー
製作総指揮:ジャック・ジャラプト、リンウッド・スピンクス
出演:ドナルド・サザーランド、マイク・バインダー、アダム・サンドラー、ドン・チードル、ジェイダ・ピンケット=スミス、リヴ・タイラー、サフロン・バロウズほか |
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2007年12月より恵比寿ガーデンシネマ/新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
公式サイト:再会の街で |
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第20回東京国際映画祭のコンペティション部門出品作品(総応募数668作品から15本選出)「再会の街で」の監督マイク・バインダーを迎え、10月23日(火)、渋谷Bunkamuraにて記者会見/舞台挨拶&ティーチインが行われた。
愛する者を失った時、人はどうすればいいのか ――?
2001年9月11日、妻と娘3人をあの悪夢によって一瞬で失った歯科医チャーリー。彼は職を捨て、ヘッドフォンで外界との交流を一切断ち、一人夜のNYをさまよう自分だけの世界で5年間を過ごしてきた。
そんなチャーリーを20年前のルームメイト アランが偶然見つけ声をかけたことから、アランは自分でも意図せずしてチャーリーに手を差しのべていくことになる。
やがて、アラン自身も、幸せに見える自分の生活の中に何か足りないものがあると気づいてゆく。6年間誰によっても溶かすことの出来なかったチャーリーの心は、20年後の再会によって癒されていくのだろうか?人生への普遍的な問いに真摯に迫るヒューマンドラマ。
マイク・バインダー監督コメント
2001年9月11日、ABCの生番組でDiane Sawyer に取材をされていた最中に最初の飛行機がワールドトレードセンターに激突しました。つまりその事故が起こった瞬間、私はNYにいたのです。その日、街中を歩いたのですが、ほこりまみれになった沢山の人々がさまよっていました。泣きながら孤独に歩いている女性もいました。彼らを見て、たった1日で全てを失ってしまった人々を見ているのだと確信しました。
その1年半後、私は家族と共にNYへ行きました。あの日以降街中をさまよい続ける沢山の人々がまだいるに違いない、彼らにとってあの日は終わることがないのだと思いました。
私は9.11に固執したくもなければ、大事として騒ぐつもりでもありませんでした。『再会の街で』は友情の話であり、この世の中で孤独になってしまった人たちが立ち直っていく話であると最初から思っていました。
映画全体はコミュニケーションの話です。根底にあるのは、心を開けて話ができる相手がどこにもいないと思っている2人の男性が、話が進むにつれ、実はお互いがその存在だと気付くということなのです。
良き友人を持つことは本当に大切であり、私自身それを実感しています。正直に話せて私のことを理解してくれている相手がいる時こそ本当に生きていると感じることができるのです。
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