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『明日への遺言』
監督:小泉堯史(「雨あがる」「博士の愛した数式」
キャスト: 藤田まこと ロバート・レッサー フレッド・マックイーン リチャード・ニール、富司純子ほか
登壇者:藤田まこと、富司純子、竹野内豊、小泉堯史監督
原作:大岡昇平「ながい旅
会場:有楽町朝日ホール=2008年2月6日
3月1日より全国渋谷東急他、全国松竹・東急系にてロードショー
公式サイト:
明日への遺言

 2月6日(水)、映画『明日への遺言』「〜愛する人へ伝えたいことがある〜 想いをつなぐスペシャル試写会」が開催された。

 主演の藤田まこと演じる東海軍司令官・岡田資(たすく)中将は、第二次世界大戦後、大切な者たちのために全ての責任を背負い戦犯裁判に立ち向かった実在の人物。

 彼の潔い生き方は、現代に生きる我々の心に、きっと何かを遺してくれる…。作品タイトルの『明日への遺言』には、そんな意味が込められている。

 舞台挨拶では、藤田まこと、富司純子、竹野内豊、小泉堯史監督から、この映画を通じてつなぎたい「明日へ遺したい言葉」が語られた。

藤田まこと

 私は、この作品のギャラをまだ決めていません。出来高払いの藤田まことです。(笑)
一人でも多くの皆さんに見ていただいたら、それだけ君に配当を渡すぞとのことです。どうか、皆様、観に来て下さい。

富司純子

 自分の出演した作品は冷静にみて欠点ばかりと思ってしまうのですが、この作品を見た時は初めて泣いてしまいました。一番良かったのは、岡田中将とその部下がお風呂で「ふるさと」を歌うシーン。今でも 思い出すだけで泣けてきます。
 今、戦争や環境破壊で地球が汚れているので、一人一人が地球に良いことを考え、地球を愛することをしてほしいです。

竹野内 豊
 初めてのナレーションで不安でしたが、小泉監督が力強く支えてくれました。小泉監督から「言葉の意味を自分の中でしっかり理解すれば、その意味を伝えることができる」と教わり頑張れました。映画を通して、若い人や子供たちにこの時代に生きた人々の魂や心に触れて欲しい。そして忘れないで伝えて遺していきたい。

小泉堯史監督
 題材はとても難しい映画ですが、サンタバーバラ国際映画祭で観てくれた全ての外国の人々が拍手をしてくれて、外国の方々の心と懐の深さを感じました。映画は多面的なものなので、自然体で観て経験を深めて下さい。
 竹野内さんは熱い想いを持ってナレーションに取り組んで下さいました。本当に嬉しく、映画も素晴らしいものになりました。

3月1日(土)より渋谷東急他、全国松竹・東急系ロードショー。




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