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『「バーン・アフター・リーディング」(原題)記者会見』
製作・監督・脚本:ジョエル&イーサン・コーエン
キャスト:ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンほか

日時:イタリア時間2008年8月27(日水)11時半
登壇者:ジョエル&イーサン・コーエン、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー
2009年全国拡大ロードショー予定
公式サイト:
バーン・アフター・リーディング(Burn After Reading)/英文


 ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンの超豪華キャスト共演、アカデミー賞作品賞受賞監督ジョエル&イーサン・コーエン待望の次回作「バーン・アフター・リーディング」(原題)が第65回ヴェネチア国際映画祭のオープニング作品として上映。

 イタリア時間8月27(日水)11時半(日本時間同日18時半)より本作の記者会見が監督のコーエン兄弟、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンが参加し、行われた。なお、本作は、2009年全国拡大ロードショー予定。


『背景・ストーリー』

 CIAの国家機密を巡っておバカな人々が国家規模の大騒動を繰り広げるスパイラル・クライム・コメディである本作はコーエン兄弟がもっとも得意とするジャンルで早くも2年連続アカデミー賞受賞の声も出るほどの高い完成度を誇るいわばコーエン兄弟の真骨頂とも呼べる作品。

 スポーツジムの更衣室に落ちていたCD-ROMには、CIAの機密情報が書き込まれていた!?ロシアへの情報漏えいを危惧するCIA、一獲千金を狙う男女に脅迫される元諜報員、出会い系サイトにハマるエリート・・・。瞬く間にスキャンダルは広がり、人間関係が絡み合っていく。最後に笑うのは一体誰か!?


『会見内容』

 ヴェネチア国際映画祭初日にして、最大の目玉イベントとして非常に注目度が高かった本作。イギリスなどヨーロッパのマスコミの人たちも、この作品のためだけに取材に訪れ、そのまま帰っていくなど、会見場は200人キャパシティの会見場にジャーナリストが詰め掛け、入場できないマスコミもいるなど熱気で溢れかえっていた。

 会見は、終始、ジョージ・クルーニー中心で進み、ジョーク交じりの楽しい会見となった。

監督:今回、各キャストをアテがきして脚本をつくった。

ブラピ:コーエン兄弟とは長年一緒に仕事をしたいと思ってきたから、連絡がきてすごく嬉しかった。ただ、アテがきと聞いてうけとった脚本を読んだら、ビックリするようなおバカな役柄だった。これには困った。自分はこんなにおバカなやつだと思われていたのかと思っちゃった。

ジョージ:俺も、アテがきしているといわれて脚本を渡されたのに、おバカな役だった。自分は長年一緒に仕事してきているのに、こんな風に思われていたのかと思った。今回の作品の中ではみんなほぼアドリブなく演じた。コーエン兄弟の作品は、そのままで成立しているから必要ないんだ。クランクアップの日に、「もうこんな役はやらないぞ!」と言ってやったよ。

監督:じゃあ、もうボクらの作品には出ないんだね(笑)

Q:(ブラピに)すでに4人子供がいて、今年2人生まれて6人の子供をもつことになったわけですが、まだ作る予定ですか?
(ジョージに)ブラピは結婚して、こんなに子供まで作っちゃってますが、あなたは興味ないの?

ジョージ:まさか、こんな質問されるなんて思ってもみなかったよ!(笑)そうだな、今日結婚して、子供もつくっちゃおうかな(笑)

ブラピ:(ジョージのコメントを受けて)じゃあ、僕は来年もう2人子供を作ろう!!(笑)

Q:現在の政治(オバマ体制)についてどう思うか?

ジョージ:いまアメリカは政治的に一番エキサイティングな状況にあると思っている。悲観している人がいるっていう話も聞くけど、僕はいい状況にあると思う。楽観的に見ているよ。(オバマを支持しているということを伝えた。)

ブラピ:自分もそう思う。(ジョージに賛同)

Q:ヴェネチアについて※2人は前日に入って、募金を集める会を開いた。
2人とも2年連続の映画祭参加となる。(ジョージ「フィクサー」、ブラピ「ジェシー・ジェームズの暗殺」)

ジョージ:ヴェネチアには自宅があるから、よくいるよ。

ブラピ:南フランスに家があるから、よくヴェネチアも遊びにきているよ。





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