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監督:マイク・ニコルズ
原作:ジョージ・クライル「Charlie Wilson's War」 (ハヤカワ文庫刊)
脚本:アーロン・ソーキン
キャスト:トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダムスほか
2008年5月17日より日劇1ほか全国にて公開
公式サイト:チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

 世界を劇的に変えた破天荒な男の活躍を描くトム・ハンクス主演最新作「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」(原題:Charlie Wilson's War)が5月に日劇1ほか全国ロードショー公開される。

 共演はジュリア・ロバーツ、カポーテ」でアカデミー賞を受賞したフィリップ・シーモア・ホフマン、監督は「卒業」の巨匠マイク・ニコルズ。アカデミースター&監督がタッグを組む、華やかで型破りなドラマが幕を開ける。本作は、すでに本年度ゴールデン・グローブ賞5部門にノミネートされている。


 チャーリー・ウィルソンはテキサス出身の下院議員。政治よりもどちらかといえば美女とお酒に関心がある。目立った功績はないものの、大らかな人柄でみんなから愛されていたお気楽な彼にその後の人生を大きく変える転機が訪れる。

 彼の心の内はといえば、平和を愛するゆるぎない信念を持ち、ソ連の攻撃に苦しむアフガニスタンのことで気になっていた。国防歳出小委員会がアフガニスタン支援に500万ドルしか用意していないことを知ると、委員会のメンバーである彼は予算を倍にするよう提案する。そこに、テキサスで6番目の富豪で、反共産主義者のジョアンが目をつけアフガニスタンを救うよう彼に訴える。

 米ソが対立する冷戦時代、たった一人の破天荒な男が世界を大きく変えていく国際政治ショー。人生を楽しむのがモットーのお気楽政治家チャーリーがセレブで反共産主義のジョアンとはみ出し者CIA捜査官ガストと組み、おおらかな人柄と人脈で人類史上最大のプロジェクトを成功させる。一見するとも遊び人だが、実は誰よりも政治家らしい政治家を見事に描いている。

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー()()(ハヤカワ文庫刊)
 ソ連と戦うため世界中からアフガンに集結したイスラム原理主義のゲリラたちをアメリカが軍事面で援助していたのは今では衆知の事実。アメリカはアフガンに数十億ドルの予算をつぎ込み、ゲリラに組織戦闘の訓練をし、最新鋭の武器を与えてソ連の大型ヘリや戦車に対抗させた。この予算措置や武器調達に多大な貢献をしたのがテキサス州出身の下院議員チャーリー・ウィルソンとして設定されている。

 直接的な米政権、ブッシュ政権への批判とはなっていないが、アフガニスタンの混乱、そしてアルカイダ誕生の遠因が米国の外交政策にあることを暗に示唆している。そんな冷戦末期の歴史の裏側を描く実録ドラマ。

(C)2007 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.






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