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監督：パウロ・モレッリ
製作：フェルナンド・メイレレス
脚本：エレナ・ソアレス
撮影：アドリアーノ・ゴールドマン
音楽：アントニオ・ピント
キャスト：ダグラス・シルヴァ、ダルラン・キュンハほか |
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2008年8月、渋谷シネ・アミューズ他、全国ロードショー公開
公式サイト：シティ・オブ・メン |
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ブラジル、リオデジャネイロの貧民街区ファベーラで生まれ育ったアセロラ(ダグラス・シルヴァ)とラランジーニャ(ダルラン・キュンハ)は、幼いころから一緒に育った大の親友同士だ。
しかし、ラランジーニャの長い間、行方不明だった父親がファベーラに戻ってきたことから、父との生活を優先したくなったラランジーニャと、彼に距離を置かれたアセロラの関係が崩れ始める。アセロラに残された道は地元のギャング・グループに入ることだけだった。
リオデジャネイロを舞台に、貧民街区ファベーラに生きる少年2人の生きざまを描く衝撃のドラマ。
少年たちはスラムの各街区ごとにギャング・グループを作り、抗争を繰り返している。資金源はドラッグ、成り上がるためには殺人も辞さない。恋人の少女に子どもを生ませても、生活を省みることもない。父親の不在。それを埋めるかのように、ボスを最大の庇護者として慕い、忠誠を尽くす。一度でも仲間を裏切れば、家族ものとも粛清される。誰もがそんな生活から抜け出そうともがいているが、そのきっかけさえも掴めない。
それでも気が向けスラムの坂をおり、浜辺で女の子たちに声をかけ、サッカーに興じている。そんな時はただの少年に戻っている。要所要所に銃を構えた見張りを配置しているのだが......。将来への希望もなく、若さを持て余している躍動する彼らの肢体が美しい。
「シティ・オブ・ゴッド」の監督を手掛けたフェルナンド・メイレレスが製作に回り、ファヴェーラを舞台にした新たなる物語を放つ。監督はテレビシリーズ版の「シティ・オブ・ゴッド」を手掛けたパウロ・モレッリ。
「シティ・オブ・ゴッド」以上にドラマチックだと各国映画祭で評判のストーリー展開と、胸を打つクライマックスから目が離せない。
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