「愛」と「しきたり」の狭間を揺れ動く花嫁の切ない思い─雲南から届いた純粋な愛の物語「雲南の花嫁」。
9月6日(土)札幌マリオン劇場での公開を記念して、写真集「雲南の25の少数民族」を撮影した写真家・萩野矢慶記氏の"雲南の少数民族"の写真展を北海道新聞・道新ギャラリー・ロビーにて開催する。
『萩野矢慶記氏プロフィール』
日本写真家協会、日本写真協会、日本旅行作家協会会員。1938年生まれ。1983年サラリーマンを経て写真家に転向。海外旅行写真に魅せられ、現在まで
57カ国を撮影取材。写真集、ビジュアル書、新書、雑誌、写真展、コマーシャルなど多岐に活躍の場を広げる。
◆「雲南の花嫁」公開記念"雲南の少数民族"写真展
◆実施期間:8月28日(木)〜9月2日(火)10時〜19時(最終日18時まで)
◆場所:北海道新聞 道新ギャラリー ロビー(札幌市中区大通西3丁目)
『背景・ストーリー』
中国の雲南・イ族の結婚のしきたりとは。雲南省には中国で最多の25の少数民族が住んでいる。
その中で最も大きいイ族には、「結婚後3年経ってはじめて、夫婦と認められ、同居できる」"帰家"というしきたりがある。夫婦は3年間このしきたりを守り、"帰家"してはじめ
て身も心も結ばれる。このしきたりは、過去のものではなく、現在もなお続いている。
雲南の大自然の中で、朗らかに育ったイ族の娘フォンメイは、幼なじみの
アーロンと結婚をすることになった。
結婚を喜んでいたフォンメイだったが、イ族のしきたりとして、「結婚しても3年は別々に暮らし、その間は結ばれてはならない」とあり、大好きなアーロンと3年間も離れ離れの生活を送ることになる。寂しさに堪えきれず、
フォンメイはアーロンが指導する娘龍舞隊に潜り込む。しかし、それはイ族のしきたりを破ることだった。
主演は、「セブンソード」(05)「ラッシュアワー3」(07)と国際的な活躍でポスト チャン・ツィイーの呼び声高い女優チャン・チンチュー。
「雲南の少女 ルオマの初恋」(02)に続き、本作を「雲南三部作」の第二章として手がけ、雲南の魅力を知り尽くしたチアン・チアルイ監督の話題作がいよいよ日本で公開。
◆監督:チアン・チアルイ「雲南の少女 ルオマの初恋」
◆出演:チャン・チンチュー「ラッシュアワー3」「孔雀
我が家の風景」
◆2005年/中国/91分/カラー/ヴィスタ/SRD/
◆原題:花腰新娘/字幕翻訳:水野衛子
◆協力:日本中国茶普及協会
◆後援:中華人民共和国駐日本国大使館文化部/提供:ショウゲート、ワコー、フォーカス
ピクチャーズ
◆配給:ショウゲート
◆公式サイト:http://www.yunnan-bride.jp/
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